キャンプに慣れてくると欲しくなるアイテム、コット。
コットは、チョイ寝ができるハンモックの自立版というイメージでした。
ところが、実際に購入してみると、荷物置きにしたり、椅子の代わりになったりとかなり重宝する優れモノ。
そんな時に見つけたのがハイランダーというメーカーの木製コット♪
Hilander(ハイランダー) レバー式GIコット(ウッド) HCA0271
ローコットやハイコット、それに素材違いなどのラインナップがある中、今回はハイコット3種類に候補を絞り、迷いに迷った末、3種類とも実際に購入しちゃいました(笑)
今回はハイランダーのハイコット3種類を実際に購入して比較してみたので、木製ハイコットの購入を検討している方の参考になれば幸いです♪
Contents
Hilander(ハイランダー)ってどんなブランド??
Hilander(ハイランダー)は、『ナチュラム』が企画、販売しているブランドです。
『ナチュラム』は、アウトドア製品や釣り具製品をインターネット販売する会社です。
『ナチュラム』のオリジナルブランド『Hilander(ハイランダー)』は、独自性を訴求しながら、コストも追求した商品を販売しています。
我が家は既に、テント内で快適な快眠を約束する『インフレータブルマット』や、服を掛けるのに便利な『アルミハンガーラック』、デイキャンプに便利な小型T/Cタープ『トラピゾイドタープ』を持っています♪
見た目、品質、そして何といってもお手頃価格と、3拍子揃った優秀なギアが多い『Hilander(ハイランダー)』♪
Hilander(ハイランダー)のコットは数種類!!
コットには数種類あり、大きく分類すると『ハイコット』と『ローコット』に分かれます。
『Hilander(ハイランダー)』は『ハイコット』も『ローコット』も、どちらも販売しています。
どちらのコットにもそれぞれ特徴があるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
ローコット
ロー(low)コット、つまり背の低いコットのことです。
ローコットの代名詞と言えば、Helinox ヘリノックスの『コットワン』があまりにも有名。
ローコットはその名の通り背が低い為、ソロやデュオなどの小型テントに最適。
また、収納時はとてもコンパクトになるので、荷物の軽量化を図りたい方にお勧めのコットです。
そんな方には嬉しい、ハイランダーから低価格のローコットが販売されています。
コンパクトなのはとても魅力的なのですが、パーツの点数が多く、組立てに時間がかかりそう。。。
また、ローコットの多くは組み立て式の製品が多いため、木製の製品がありません。
- 荷物がコンパクトになる♪
- 組み立てに時間がかかりそう・・・
- 木製コットの選択肢がない・・・
今回、我が家は木製コットが欲しかったので、ローコットの選択肢は無くなりました(笑)
ハイコット
ハイ(high)コット、つまり背の高いコットのことです。
ハイコットの代名詞と言えば、バイヤー (BYER) の『メインヘリテージウッドコット』や、スノーピークの『コットハイテンション』などが有名。
ハイコットは生地とフレームが一体になっている物が多く、ローコットに比べて組立てが簡単にできるのが特徴。
その反面、収納時のコンパクト感がありません。。。(というか、サイズがかなり大きい・・・💦)
コンパクトにならないので収納性が悪いのが難点ですが、椅子の代わりとして使ったり、荷物置きとして使ったり、キャンプでハイコットが1つあると、とても便利♪
- 荷物置きや椅子としても使える汎用性!
- 組み立て&撤収が楽チン♪
- 収納サイズが大きいのが・・・
- 木製はハイコットだけ(笑)
- ローコットは荷物がコンパクトになる反面、組み立て&撤収が面倒。
- ハイコットは荷物が大きくて嵩張る反面、組み立て&撤収が簡単。
- 木製はハイコットのみ!(※2021年6月現在)
使い慣れてくるとローコットでも組立て&撤収が簡単に思えてくると思いますが、木製のコットが欲しかった我が家はハイコット一択♪
特に、木製ハイコットは価格が高く、なかなか庶民には手が出せない。。。と、思っていました。
ところが・・・・
ハイランダーから、コスパが高いハイコットが続々とリリースしていることを知ったんです♪
どれにしようか迷ってしまう『Hilander(ハイランダー)』の木製ハイコットは3種類♪
結局、どの木製ハイコットを購入したらいいのか迷った末、それぞれのハイコットを3つとも購入しちゃいました♪
木製ハイコットの比較まとめ | |||
商品名 | レバー式GIコット (アルミ) |
レバー式GIコット (ウッド) |
ウッドフレームコット |
価格 ※2021年6月時点価格 |
¥7,980 (税込) | ¥9,980 (税込) | ¥12,800 (税込) |
使用サイズ | 約196×幅63cm×高36cm | 約196×幅63×高36cm | 約197×幅68×高46cm |
収納サイズ | 約23×12×100cm | 約24×9.5×102cm | 約18×13×100cm |
重量 | 5.5kg | 7.7kg | 11kg |
フレーム素材 | アルミ(木製風) | ブナ材 | ブナ材 |
生地素材 | 600Dポリエステル | 600Dポリエステル | ポリエステル |
耐荷重 | 約 100kg | 約 100kg | 約160kg |
Hilander(ハイランダー) レバー式GIコット(アルミ)
先ず一つ目は、見た目は木製のようですが、実は木製ではない、Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(アルミ)』。
- サイズ:約W196×H36×D63cm
- 収納サイズ:約23cm×12cm×100cm
- フレーム素材:アルミ
- 生地素材:600Dポリエステル
- 重量:5.5kg
- 耐荷重:100kg
商品名にある通り、アルミ製のコットですが、表面に木目調のシールを貼っていて、木製コットのような風合いが特徴。
後述する木製と比べてみても、言われなければアルミだと気付かないくらいの仕上がりだと思います☟
本体の材質がアルミ材なので、とても軽いのが特徴です。
また、高さを低く抑えたことでコット寝以外に、ベンチとしての役割も果たすことに成功しています♪
下の写真は高さが同じハイランダーのレバー式GIコット(ウッド)ですが、高さが低いためちょうど椅子として使えます♪
コットで就寝する時には、サイドに1ヵ所ポケットが付いているので、スマホやメガネ、小型ライトなどを収納することができます。
そして、『 レバー式GIコット(アルミ)』の最大の特徴といえば、超簡単組み立て♪
特に説明書のようなものは付属していませんが、直感的に組み立てることが可能なHilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(アルミ)』。
3回くらい使うと慣れてきて、1分弱で組み立てができるようになります♪
メチャ痛いです・・・(笑)
組み立てる時に、指を挟まないように注意しましょう!Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(アルミ)』の寝心地は良く、身長が175cmのパパさんが寝るとちょうどいいサイズ感☟
但し、寝返りを打てるほどの横幅の余裕はありません。
価格が安く、組み立てが簡単、更に木目調で高級感があるHilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(アルミ)』ですが、実は『弱点』もあります。
先ず、生地とフレームが擦れた時に鳴る『ギシギシ音』。
買ってよかった!
可愛いし組み立てやすいし、買ってよかったです!!
きしみ音はしますが、私は全然気になりませんでした出典:ナチュラム楽天市場支店~
他の方の口コミやブログを見ても、結構『ギシギシ音』が気になるという書き込みがチラホラ。
気にならない方もいるようですが、私は少し気になりました。
別のローコットの『ギシギシ音』で悩むキャンパーさんが実践していた、100均の『貼る生地対策』を試みようと思いましたが・・・
ローコットと違い、ハイコットの場合はフレームと生地が一体型で分離することができないので『貼る生地』をフレームに貼り付けることが出来ません。。。
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また、薄いベージュ色の生地は汚れが目立ちます☟
清潔感があってとても素敵な生地なんですが、そのままキャンプで使用すると確実に汚れます(笑)
我が家の場合、生地の汚れ防止用に『ソファの座面カバー』を別に購入して被せています♪
『ソファの座面カバー』は全体が伸縮してくれるので、Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(アルミ)』にピッタリ♪
Hilander(ハイランダー) レバー式GIコット(ウッド)
先程紹介した『 レバー式GIコット(アルミ)』と見た目も性能もそっくりな『レバー式GIコット(ウッド)』。
- 使用サイズ:約196×63×36cm
- 収納サイズ:約9.5×24×102cm
- 材質:ブナ材
- 生地:600Dポリエステル
- 重量:約7.7kg
- 耐荷重:約100kg
Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(ウッド)』は、『 レバー式GIコット(アルミ)』と並べみると、サイズ感も全く同じです。
唯一違う点は、『 レバー式GIコット(ウッド)』の方が重量が重いことです。
『 レバー式GIコット(アルミ)』に比べ、約2.2kg重たくなります。
フレームが木製なのでそれでも、高さを低く設計したことで重量を抑え、コット寝以外にベンチとしての機能をアップさせています♪
身長155cmの私が座っても、座面が低いので座り心地がとてもいいのが特徴的です♪
数ある木製コットが4万円前後するのに対し、Hilander(ハイランダー) の『レバー式GIコット(ウッド)』は1万円前後の価格設定が魅力♪
※2021年6月現在ハイランダーの公式HP価格)で購入が可能です!
楽天のナテュラムの公式HPだと、税込み¥9,980 (Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(ウッド)』は、『 レバー式GIコット(アルミ)』に比べ不快な『ギシギシ音』が少なく、比較的快適に寝ることができるコット♪
全く『ギシギシ音』がしないわけではありません。
生地はコットンライクな600デニールという生地なので、そのまま寝ると、とても寝心地良く感じます。
『 レバー式GIコット(アルミ)』と同様、生地の汚れ防止用に『ソファの座面カバー』を別に購入して、キャンプで使っています♪
『ソファの座面カバー』は全体が伸縮してくれるので、Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(ウッド)』にピッタリ包み込みながらフィットしてくれます(笑)
Hilander(ハイランダー) ウッドフレームコット
これまでに紹介した、Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(ウッド)』や『 レバー式GIコット(アルミ)』に比べて、最も重量級の『ウッドフレームコット』。
- 本体サイズ:長197×幅68×高46cm
- 収納時:長100×幅13×高18cm
- フレーム素材:ブナ材
- 生地素材:ポリエステル
- 耐荷重:約160kg
- 本体重量:11kg
『ウッドフレームコット』は、ハイランダー他のコットに比べて巾が5cm広く包み込んでくれるような感じが特徴的なハイコット♪
身長175cmの我が家のパパさんが寝ても、余裕のあるサイズ感です☟
コットの生地幅が広く、包み込むような寝心地がとても心地よい、Hilander(ハイランダー) のウッドフレームコット♪
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寝心地重視という方には是非お勧めしたい木製コットです♪
とにかく残念なのは、他のレバー式のハイコットと違い、高さを抑えていないところ。
155cmの私がベンチとして座ると、座面が高いのでチョット座り難いです。。。
身長175cm、足の短いパパさんが座ると、カカトは浮きませんが、やはり太もも裏が圧迫されています☟
別のアングルで見ると、お尻の位置がヒザ裏よりも完全に下がっている為、フレーム部分が高くなっていて圧迫の原因になっています☟
座面の高さを押さえて設計すれば、座り心地も良くなり、もう少し重量も抑えることができたと思いますが・・・
組み立て方はレバー式ではなく、2本のフレームを差し込んで固定します。
撤収の時は逆の手順で片付けます☟
設営も撤収も、慣れると1~2分程度で出来ます♪
完成度の高い商品だけに、
『ウッドフレームコット』の生地は濃い目の茶色。
汚れが目立ち難い色目の生地ですが、我が家の場合、生地の汚れ防止用に『ソファの座面カバー』を別に購入して、被せてキャンプで使っています♪
『ソファの座面カバー』は全体が伸縮してくれるので、Hilander(ハイランダー)の『 ウッドフレームコット』にピッタリ包み込みながらフィットしてくれます(笑)
Hilander(ハイランダー)3種類の木製コット『まとめ』
価格や見た目、使い勝手が良い木製ハイコットを選ぶのに迷った末、結局、Hilander(ハイランダー)の『 レバー式GIコット(ウッド)』、『 レバー式GIコット(アルミ)』、『ウッドフレームコット』の3種類を購入した我が家。
我が家が独断と偏見でコット選びをすると・・・
- 『ギシギシ音』がうるさい『 レバー式GIコット(アルミ)』は苦手・・・
- 『ギシギシ音』が少なく、椅子としての汎用性もある1万円を切る木製コット『 レバー式GIコット(ウッド)』♪
- 椅子として使うにはチョット使い難い『高さ』なのが残念ですが、とにかく『ギシギシ音』が全くせず、包み込むような寝心地がコットが欲しい!という方にお勧めは『ウッドフレームコット』がベストバイコット。
リピするなら迷わず『レバー式GIコット(ウッド)』を購入すると思います♪
木製コットの購入を検討されている方の参考になれば幸いです♪