気が付けばもうすっかり秋も過ぎ去ろうとし、冬支度をする季節となりましたね♪
昨年、コールマン大型ツールームテント『4Sワイド2ルームコクーン3』を購入した我が家はドップリ冬キャンプにハマり、冬が待ち遠しい・・・・(笑)
商品名の『4S』とは、『4シーズン』、つまり1年中通して使えるオールシーズン対応のテント、という意味。



オールシーズン使えるテントといっても、暖房器具無しで真冬のキャンプで暖かい訳ではありません。
当然、他のキャンパーさんと同じく、薪ストーブや石油ストーブ、それに電気毛布などの暖房器具が必要となります。
昨年真冬キャンプデビューを果たした我が家。
- 虫がいない!
- 人が少ない!!
- 人気キャンプ場が安く予約できる!!!
- 空気が澄んでいて星が綺麗に見える!!!!
- リビングをお座敷にしてゴロゴロできる(笑)(笑)!!!!!
そんな理由から冬キャンプにドハマりしました(笑)
ところが・・・・
当時購入したストーブの容量?熱量?が小さく、テントの中で震えるほど寒い思いをした日もあったので、今年は思い切って大型の石油ストーブを購入♪


[/2-right]
従来の石油トーブの倍熱量でとても暖かく、もう真冬キャンプで震えることがありません(笑)
外気温が13℃のFBI大山で初めて使いましたが、なんとテント内の気温が32℃まで上昇・・・!!



ストーブのサイズが大きくなった為、車載にはかなり困りましたが、愛用する男前収納棚を駆使して何とか積載することに成功してひと安心(笑)
|
Sサイズであれば、センゴクアラジンやアルパカ、それにあのフジカハイペットも収納可能!!
|
って、思っていたら・・・
もうひとつ忘れていました・・・!
各石油ストーブメーカーは、テントなどの小さい空間、或いは、換気の悪い空間で石油ストーブを使用することを推奨していません。
他のキャンパーさんのブログ等を見て、
と安易に思いがちですが、皆さん自己責任で使用されているようです。
石油ストーブをテント内で使用することは原則禁止です。
どうしてもテント内で使用する場合は、自己責任で使用しましょう!!
そしてそんな自己責任で使用する為に必要不可欠なアイテムが、『一酸化炭素検知器』。
Amazonで販売されている中華製の2,000円ぐらいのものから、業務用の大型サイズで高額な商品まで、色々な種類の一酸化炭素検知器が販売されています。
一酸化炭素は無味無臭の為、万が一発生して吸い込んでも、全く気付かないうちに中毒症状に陥るそうです。
吸い込む量や吸い込んだ時間などによって症状は変わりますが、場合によっては生命の危機にまで及ぶ、かなり危険な一酸化炭素。
今回は、そんな危険な一酸化炭素がテント内で発生するメカニズムと、発生した場合、アラーム音で教えてくれる、DODの一酸化炭素チェッカーを購入したのでレビューしてみます。
テント泊と一酸化炭素について
読み進めていただく前に・・・
当ブログは石油ストーブなどの燃焼系機器を、テント泊での使用、推奨する為に書いたものではありません。
毎年、多くのクライマーやキャンパーの方が、テント泊や車中泊時に一酸化中毒に羅患されています。
予備知識の一環として、そして、何より自分自身の勉強の為に調べた結果をご報告させていただく場として記載していますので、参考程度に読み進めていただけると幸いです。
一酸化炭素って何??
そもそも、一酸化炭素って何だろう??
・炭素または炭素化合物の不完全燃焼などによって生ずる、無色・無味・無臭の有毒気体。
・炭素が燃焼する際、酸素が不十分な環境で不完全燃焼を起こすと発生する気体。
参考出典:ウェキペディア
元素記号はCOと表示されます。
※理数はかなり苦手な私・・・💦
炭素は、『有機物と言われる全てのものに含まれている』。
石油ストーブを燃焼させる際、燃料である『灯油』や、石油ストーブを燃焼させる『芯』にも炭素は含まれています。
燃焼している時に酸素を充分供給できれば、特に問題なく燃焼します。
ところが、酸素の供給が不十分な状態(不完全燃焼)になると、一酸化炭素(=CO)が発生するようです。
一酸化炭素中毒が起こるメカニズム
では、キャンプにおけるテント泊では、どのようにして一酸化炭素が発生するのか、調べてみました。
一酸化炭素中毒がクローズアップされるのは特に冬場のキャンプ。
石油ストーブやランタン等の燃焼器具を、テント内で使用する場合に一酸化炭素中毒になると警鐘されています。
・・・では、ありません。
実は冬キャンプ以外でも、一酸化炭素中毒に陥ったケースが報告されています。
以下はテントの中ではなく、テントの前室部分となるキャノピー下でBBQをしていた家族が、一酸化炭素中毒になった報告事例があります。
家族でキャノピー下で炭火によるBBQを楽しんだ後、換気されたテントのリビング部で過ごします。
BBQが終わってから30分後、子供たちだけが奥にあるインナーテントに入り、就寝しようとした途端、めまいや嘔吐の症状を訴え意識を失います。
つまり、この時に一酸化炭素中毒に羅患してしまったのです。
異変に気付いた両親が直ぐに子どもたちをテントから連れ出し病院に運んだため、症状が比較的軽症で済んだのが不幸中の幸いでした。
この事例が特徴的なのは、燃焼器具を使用していたのはテント内ではなく、風通しのいいキャノピー下だったこと。

※出典:公益社団法人 日本小児科学会~
恐らくこの時、キャノピー下で楽しんだBBQの時に発生した一酸化炭素が、風の流れ等で換気が不十分なインナーテントに流されて滞留。
リビング部分は換気されていたので滞留せず問題なかったが、インナーテント内は換気が不十分だった為、そこに一酸化炭素が滞留したものと考えられます。
ここから得られる教訓は、『一酸化炭素中毒は、条件が揃えば冬キャンプ以外でも発生する』ということ。
最近では、冬以外でもタープ下で焚火を愉しむキャンパーさんが多いため、条件が揃うと他人事ではなくなります。
一酸化炭素中毒は、条件が揃えば冬キャンプ以外でも発生する可能性がある!!
では、どのようにして一酸化炭素が発生するのか、もう少し掘り下げて調べてみました。
石油ストーブなどの燃焼系機器を使うと、空間内にある酸素を取り込みながら燃焼し、同時に二酸化炭素を排出します。

二酸化炭素は空気よりも重く、テント内の下部付近、つまり地表周辺に滞留しやすい性質をもっています。※実際は運動していて常に動いているので、二酸化炭素だけが極端に地表部分に集まるわけではありません!!
この二酸化炭素をテント内から排出し、新しい空気を取り込む、つまり『換気』ができていれば、一酸化炭素は発生しにくい状況なのでかなり安全度が高いと言えます。
換気は、空気を『吸気する窓』と『排気する窓』の2ヶ所以上を開けるのが望ましいとされています。
我が家が愛用するコールマンの大型ツールームテント『4Sワイド2ルームコクーン3』は、換気用のベンチレーションが多く搭載されています。
リビング部分だけでなく、インナーテントの下部や天井にまでベンチレーションが搭載されているので、空気を効率良く換気することが可能です。




※画像出典:コールマン公式HP~
しかし、空気の入れ替え(換気)が出来ていないと、燃焼している機器に充分な酸素が供給されず、不完全燃焼を起こします。
特に石油ストーブや薪ストーブは、地面に設置して使用する機器が殆ど。
なので、地表付近に滞留しがちな二酸化炭素を取り込みやすく、不完全燃焼が起きやすいと言えます。
そして石油ストーブが不完全燃焼を起こすと、大量の一酸化炭素が排出され空気中に漂います。
無味無臭で、空気と殆ど変わらない重さの一酸化炭素は、発生していることが全く知られることなくどんどん増えていきます。
そして、知らないうちに一酸化炭素を吸い続けることになり、かなり危険な状況となります。
- 燃焼器具は酸素を取り入れながら燃焼し、二酸化炭素を放出する。
- 二酸化炭素の量が多くなると、不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生する。
つまり、一酸化炭素の発生原因となる二酸化炭素量を増やさないように『充分な換気』をする必要があります。
一酸化炭素は人間の体内に入ると、酸素の200倍以上の結合力でヘモグロビンと結びつきます。
ヘモグロビンは血液中の酸素を体内の隅々まで運ぶ役割があります。
一酸化炭素が体内に入るとヘモグロビンと結び付き、酸素が簡単に炭素に置き替えられ、結果、酸素が体内に酸素が供給されなくなります。
この状態のことを『一酸化炭素中毒』と言うそうです。
次に挙げる表は、松山赤十字病院救急部のカンファレンスで発表された資料にある、気中の一酸化炭素濃度と、その濃度に暴露された時の生体反応を示した表です。

※出典:松山赤十字病院~
一酸化炭素中毒は上記を目安にすることができますが、代謝の激しい子供は、大人に比べて中毒症状に罹りやすいとされています。
一酸化炭素中毒にならないためにはどうしたらいいの?
先ず一番有効なのは、テント内、或いはテントの直ぐ傍で燃焼系器具の使用をしないという選択肢。
つまり、セラミックファンヒーターなどの電気系暖房器具に置き換えると、一酸化炭素中毒への不安はなくなります。
電源さえあれば、就寝中も稼働させ続けることが可能です。
テント内、或いはテント付近で薪ストーブや石油ストーブなどの燃焼系器具を使用する場合、とにかくこまめな換気を実施すること。
換気を実施し、新しい空気(酸素)を取り込むことで不完全燃焼を防ぎます!!
コールマンの大型テント『4Sワイド2ルームコクーン3』であれば、4隅下に小さい換気用の三角窓があるので、石油ストーブ使用時は常に開放することができます。


また、天井にも空気を排出・循環させるための大型ルーフ窓があるので、ここも常に開放状態にしています。

次に問題になるのは『換気量』。
石油ストーブ等燃焼系器具の発熱容量、それに数量などによって一酸化炭素の発生量が異なるため、安心な換気量は一概には言えません。
ですが、おおまかな目安で推し量ることは可能です♪
DOD 一酸化炭素チェッカー2

画像出典:DOD公式HP~
インターネットなどで、2,00円程度で販売されている一酸化炭素検知器。
一酸化炭素検知器に頼り過ぎるのも危険ですが、一酸化炭素の発生を確認・把握するためには重要な情報を提供してくれる『大事な補助道具』と言えます。
一番理想なのは一酸化炭素検知器を2つ同時に、設置場所の高さを変えて設置すること。
万が一の故障や電池切れなど、予期しないことが発生しても、2つあればどちらかが補助してくれるからです。
また、そのうち一つは価格が少々高くても、スペックの高い一酸化炭素検知器の購入を検討すべきだと考えた私。
メインのチェッカーとしてお勧めしたいのは、DODが販売する『一酸化炭素チェッカー2』です。
|
実際に口コミを見ても、中華製の安価な検知器を購入した後に、DODの一酸化炭素チェッカー2を購入し直す方が多数いらっしゃるようです♪
DODの一酸化炭素チェッカー2は、さすがキャンプ道具ブランドが販売するだけあって、アウトドアで使用されることがしっかりと想定されています。




画像出典:DOD公式HP~
DODの一酸化炭素チェッカー2は、電源を入れて起動させた後、空間内の一酸化炭素量を常に液晶ディスプレイに表示し続けてくれます。


国内製のセンサーを搭載しているので、安心して使用することができます♪
|
万が一、一酸化炭素が発生しても、危険値を超えると5分後にアラームで知らせてくれるので、最悪の事態を予知できます。



DODの公式HPに動画があったので、併せて掲載しておきます
|
まとめ

冬キャンプに限らず、テントの中でホワイトガソリンランタンやツーバーナーを使う場合、換気が充分でないと必ず発生する『一酸化炭素』。
機械に頼り切りのも危険ですが、危険を察知してくれる一酸化炭素チェッカー2を導入することを強くお勧めします!
|
冬キャンプをこれから始めようと考えておられるキャンパーさんの参考になれば幸いです!!