もうすぐ8月になろうとしているのに、まだ梅雨が明けきらない2020年7月某日。
4連休を利用して兵庫県北部にある、兎和野(うわの)高原オートキャンプ場に2泊3日でキャンプに行ってきました♪
3日間とも雨でしたが・・・(笑)
雨で気持ちが乗り切らないキャンプでしたが、思わぬ収穫がありました♪
我が家が愛用するテントはコールマンのツールームテント、4Sワイド2ルームコクーン3。
これまでインナーテントの汚れ防止用に銀シートを敷いていましたが、今回は冬キャンプ用に購入していたogawaの『リビングシートロッジ用』を、テント下に敷くグラウンドシートとして使いました。
四方が立ち上がっているogawaの『リビングシートロッジ用』をグラウンドシートとして使うと、大雨の中でも雨がテント下に浸入せず、テント下が濡れずに快適に過ごすことができました♪
テントが濡れていないので撤収作業も楽チン♪
今回は、雨キャンプでも浸水に怯えることなく快適に過ごせる、Ogawaの『リビングシートロッジ用』をグラウンドシートとしてお勧めする特徴を3つと注意点2つを紹介します♪
Contents
ogawa『リビングシート ロッジ用』って?
ogawaとは
画像出典:ogawa公式HP~
1914年創業の老舗アウトドアブランドの「ogawa」。
創業から100年以上も時間が経った今でも、『信頼』をコンセプトにしたアウトドア製品を企画販売する会社です。
画像出典:ogawa公式HP~
創業時の『小川テント株式会社』という社名でテント販売を中心とし、現在のブランドロゴに創業時の気持ちを今も込めながら国内のアウトドアシーンを支え続けています。
リビングシートって?
リビングシートとは、テント内でくつろぐ『リビングスペースに敷くためのシート』です。
一般的な使い方としては『お座敷スタイル』で過ごす際に使われるシートで、靴を脱いでシートの上で食事をしたりくつろいだりするスペースを確保する為に敷くシートです。
靴を脱いでシートに上がる際、土や砂、芝生などがシートに侵入しないようにフチが立ち上がっているものが多いのが特徴です。
素材はテントと同じ素材を使っている商品が多く、軽くて薄い反面、雨や結露に何度も晒される環境下での耐久性に不安が残ります。
地面に直接敷くシートなので、頑丈な素材である方が安心して永く使えそうな気がします。
グラウンドシートとは?
これからキャンプを始める方や、キャンプを始めて間もない方の中には馴染みのない名前かもしれませんが、グラウンドシートとは、テントの下に敷くシートのことです。
画像参照:Amazon~
アウトドアメーカーから発売されているテント専用のグラウンドシートは、テントとグラウンドシートのサイズがピッタリサイズで設計されています。
画像出典:Amazon~
テント裏の汚れ防止や結露対策には有効なグラウンドシート。
メーカーから販売されているグラウンドシートはサイズ感がピッタリで、敷く位置もズレずに使えるので使い易い反面、シートの周囲が立ち上がっていないので水の侵入を阻止できません。
ホームセンターなどで手軽に購入できる『ブルーシート』や『レジャーシート』を、グラウンドシートとして代用することができますが、同じく水の侵入を阻止することが難しい。。。
また、ブルーシートは価格が安い反面、見た目がイマイチな上に、自分のテントサイズに合わせるために折り畳んで使ったりしないといけないのが結構メンドクサイです。
グラウンドシートは、メーカーからテント専用の製品が販売されている場合があるが、水の侵入を阻止することが難しい。
また、ホームセンターなどで購入できるブルーシートや銀シートでも代用することができるが、見た目がイマイチと感じる方が多い上、同じく水の侵入を阻止することが難しい。
2022年3月追記♪
安価で見た目がお洒落なブルーシートはコチラを参考にしてみてください♪
テント下にグラウンドシートを敷くメリット
テントの下にグラウンドシートを敷くと、テント底面の汚れ防止や破れなどの破損の防止、また、地面からの湿気に起因するテント裏の結露防止(つまりテント下が濡れない)役割を果たします。
また、荷物の積み下ろしの際、一時的な荷物置き場としても活用できるので、1枚あるとかなり便利です。
ハトメが付いているブルーシートだと、雨の時に簡易タープとして利用する事も可能です。
ogawa『リビングシート ロッジ用』の特徴3つ
大事に永く使いたいテントを保護する為に必要なテント下に敷くグラウンドシート。
我が家が現在愛用するグラウンドシートは、リビングシートとして販売されているogawaというアウトドアメーカーが販売する『リビングシートロッジ用』という製品です。
ここでは、ogawa『リビングシートロッジ用』をお勧めする理由を3つ紹介します。
①耐水性が高い素材
雨男がいる我が家では最近、雨が降りそうな時はもちろん、結露対策として有効なogawaの『リビングシート ロッジ用』を1年を通して敷いています♪
ogawaの『リビングシート ロッジ用』の材質は傘や防水バッグ、業務用の大型テントなどに使用される『PVC(ポリ塩化ビニル)』です。
『PVC(ポリ塩化ビニル)』は耐水性が高く、水を全く通しません。
ogawaの『リビングシート ロッジ用』をテント下に敷くと、結露はもちろん、大雨が降ってきても雨水が侵入してきてテントが濡れることがありません。
だから、わざわざ撤収時にテントを乾かす必要がありません。
②シートの周囲がしっかり立ち上がる
一般的なグラウンドシートで雨の中でキャンプをしていると、テントの下から雨水が侵入してきます。
小雨程度だと問題ありませんが、大雨になるとテントの中に水が浸入してくることもあります💦
ogawa『リビングシート ロッジ用』は四方がしっかり立ち上がるので、テント下に敷くと雨が侵入してきません。
だから、ogawa『リビングシート ロッジ用』の上にテントを設営すると、大雨が降ってきてもインナーテントが一切濡れずに快適に過ごすことができます♪
③テント裏の汚れや破れを防ぐ
グラウンドシートを敷く本来の目的である『テント裏の保護』として大活躍します。
直接地面にテントを設営すると、石や小枝などの尖った部分で破れたり傷ついたりします。
でも、ogawa『リビングシート ロッジ用』を敷いて、その上にテントを設営すると、高価なテントを傷つけることなく永く使用する事ができます♪
- テント下の汚れ防止&破損防止効果!!
- テント下が結露しないので撤収時に乾かす必要がほとんどない!!
- 雨が降っていてもテントが濡れるのを防止してくれる!!
選べる2サイズ
ogawa『リビングシート ロッジ用』のサイズは、310cm×270cm。
愛用するコールマンの大型2ルームテント『コクーン3』のインナーテントサイズよりやや小さめですが、ほとんどスッポリ収まります。
また、サイズ違いで『リビングシート ティエラ用』という少し小さいサイズの製品があります。
ogawa『リビングシート ロッジ用』 注意点2つ
①価格が高い
ogawa『リビングシート ロッジ用』は、銀シートや他メーカーのグラウンドシートに比べて価格が高いので注意が必要です。
価格が高いですが、雨キャンプで絶対にテントが濡れることがないので1枚持っているととても便利です。
購入してから約2年が経ちますが、春夏秋冬、シーズンを問わずテントと雨から保護してくれるので、納得の価格だと思っています。
②収納袋に入れにくい
ogawa『リビングシートロッジ用』には収納袋が付いていますが、サイズがピッタリサイズなので、綺麗に折り畳まないと収納袋に入りません!
収納袋に入れる時の写真
購入後初めて使用する際は、どのようにして畳まれていたかを確認しながら開封するようにしましょう(笑)
- 価格が高い
- 綺麗に折り畳まないと収納袋い収納しずらい
以上のデメリットを踏まえ、購入するかどうかを検討する必要があります。
雨男がいる我が家が、ogawaの『リビングシートロッジ用』を雨キャンプでフル活用しています♪
ogawa『リビングシート ロッジ用』 活用術
雨で濡れたサイトでもテントを汚さずに設営できる
ogawa『リビングシート ロッジ用』とブルー(銀)シートを使って、雨で濡れたサイトでもテントを汚さずに設営することができます。
ツールームシェルターを広げる前に、銀シートとOgawaのグランドシートを並べて敷いて、その上にツールームシェルターを広げます。
Ogawaの『リビングシートロッジ用』をインナーテント側に敷いておくと、後で移動させることなくスムーズにそのままインナーテントの設営に移れます。
ツールームシェルターの設営が済んだら、敷いていたogawa『リビングシートロッジ用』の四方のサポートシステムを立ち上げ設置します。
インナーテントの真下になるよう、ogawaの『リビングシートロッジ用』の設置する位置に気を付けながら、サポートシステムをそれぞれしっかりと立ち上げます。
周囲のサポートシステムをしっかりと立ち上げることで、テント内に水が浸入できなくなり、インナーテントを濡らすことを防いでくれます♪
サポートシステムの立ち上げにソリッドステークは贅沢なので、鹿番長のアルミペグを使っています(笑)
小川のリビングシートロッジ用の素材はかなりしっかりとした厚いPVC素材。
画像出典:楽天~
PVC素材は、古くからプールバッグやレインシューズなどに使われ、対候性や防水性に優れる材料です。
リビングシートを敷き終えたら、先ずその上にキャンプ道具を運び入れます。
荷物の運び入れさえ終われば、後は設置するだけ。
設置が完了し、荷物がシートから殆どなくなったら、最後にインナーテントを吊るします。
ogawa『リビングシートロッジ用』と我が家のインナーテントは、サイズが微妙に違います。
ピッタリと治まるのが一番理想ですが、ogawa『リビングシートロッジ用』の方が小さく、インナーテントが少しはみ出すのが残念ですが・・・
サポートシステムをペグダウンしてしっかりと四方を立ち上げておけば、厚みと強度があるPVC素材なので、インナーテントを載せてもフチが立ち上がったまま保持してくれます♪
ogawa『リビングシートロッジ用』を敷いた今回のお籠り雨キャンプ。
2泊3日のキャンプ中、時折バケツをひっくり返したような大雨が降ったキャンプでしたが、ツールームシェルターとテントポール以外、ほとんど濡れることがありませんでした♪
コールマン 4Sワイド2ルームコクーン3のインナーテントの素材(一部)はTC(ポリコットン)素材。
濡れるとなかなか乾かきにくい素材なので、これまでは雨の中でのキャンプがとても憂鬱でした。
ですが今回、ogawa『リビングシートロッジ用』を敷いて、インナーテントを濡らすことなく撤収できたので、次の雨キャンプが少しだけ楽しみになりました♪
ogawaの『リビングシートロッジ用』からはみ出た部分が雨や露で濡れていることがあります。
濡れたまま長期間保存しておくとカビや悪臭の原因になるかもしれないので、帰宅後は必ず水洗いしましょう♪
まとめ
雨キャンプで1番憂鬱な設営と撤収作業。
特に撤収時に道具が綺麗に収納できると、次のキャンプに向けてモチベーションが上がります(笑)
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