まだまだ厳しい残暑が続きますが、そろそろ秋から冬キャンプに備えて情報を収集する時期になってきましたね♪
昨冬にポータブル電源を購入し、本格的な真冬キャンプデビューを果たした我が家。
愛用するテントは、コールマンの大型ツールームテント『4Sワイド2ルームコクーン3』。
スノーピークのランドロックや、キャンパルジャパンのティエラ5-EXのような大型ツールームテントとよく比較される大型テントです。
また、最近ではogawaやDODが発売するトンネルテントや、スノーピークのランドステーションLのようなシェルターと比較・検討する方が多いとか♪
コールマンの大型ツールームテント『4Sワイド2ルームコクーン3』は、スノーピークやogawaなどの、どの大型テントよりも『リビング部分』が広いので、ストーブや薪ストの炎に癒されながらのお籠りキャンプには最適♪
と、思っていたら・・・
ある問題が発覚・・・
実は・・・『大型ツールームテントでは我が家の石油ストーブが小さ過ぎる問題』が発覚!!
昨冬購入した我が家のストーブは、コ〇ナ製のBX-2219Yという品番の石油ストーブ。
暖房出力は2.24kw。
目安とされる広さは木造住宅で6畳(約10m²)、鉄筋住宅で8畳(約13m²)までとなっています。
当時、9,000円程度で購入した反射式石油ストーブです。
オシャレで可愛いストーブ、アラジンやフジカハイペットも検討しましたが、
ってことで、とにかく安いストーブを購入しました。
で、結局、冬キャンプ2シーズン目突入前に、容量の大きいストーブを検討しています・・・(笑)
だから、今回もまた同じような失敗しないように、色んなストーブを比較検討してからストーブを購入しようと決意。
一度失敗したからこそお伝えできる、大型ツールームテントで過ごす、冬キャンプにお勧めな石油ストーブをご紹介します♪
Contents
冬キャンプの大型ツールームテントで最強に暖かいお勧め石油ストーブはトヨトミ『KR-47A』!!
画像出典:トヨトミ 対流型 石油ストーブ KR-47A(C) ベージュ 木造11畳/コンクリート17畳
色々と悩んだ挙句、今回我が家が購入したのはトヨトミの対流形ダブルクリーン石油ストーブ『KR-47A』という商品です。
『KR-47A』の暖房出力は4.7kw。
新アルパカ(3.00kw)やフジカハイペット(2.5kw)、それにアラジンのブルーフレーム(2.68kw)の1.5倍~2倍弱ほどの暖房出力です♪
ちなみに、昨冬購入して
と思ったコ〇ナ製反射式石油ストーブのスペックは下記の通り。
暖房出力(kW) | 2.24 |
タンク容量(L) | 3.7 |
本体重量(kg) | 7.4 |
本体外形寸法 (置台含む) |
452×324×475mm (巾×奥行×高さ) |
暖房のめやす | コンクリート 8畳(13m2)まで 木造 6畳(10m2)まで |
このスペックで大型ツールームテントでの真冬キャンプは
と、感じたので、これ以上のスペックを必要とする石油ストーブを探した結果、KR-47Aという商品の購入に至りました。
トヨトミ対流形ダブルクリーン石油ストーブ KR-47A(C)
画像出典:楽天~
メーカー名 | TOYOTOMI (トヨトミ) |
---|---|
品番 | KR-47A(C) |
暖房出力 (kW) |
4.70 |
タンク容量 (L) |
7.0 |
本体重量 (kg) |
11.2 |
本体外形寸法 (置台含む) |
474×474×560.6mm (巾×奥行×高さ) |
暖房のめやす | コンクリート 17畳(28.0m²)まで 木造 11畳(18.0m²)まで |
購入した決め手① 360℃全方向暖房&高出力暖房
これまでの暖房出力の2倍に相当する4.70KWと、高出力暖房のKR-47A。
暖房出力はもちろんですが、約800℃の赤熱式と約1,200℃の白光炎式のダブル燃焼効果で臭いが少なく、どの方向から手を当てても暖かいんです♪
画像出典:楽天~
以前、アラジンのブルーフレームを使っている友人と一緒に寒空の下で過ごしましたが、対流式のブルーフレームは本体横から手を当てても暖かくないんです・・・
画像出典:楽天~
トヨトミの『KR-47A』はストーブの側面も暖かくなるので、テントの中心でストーブを置いて温まりながら、トランプや会話を楽しみかった我が家には、うってつけの商品でした♪
テントの端に設置するとテントの生地を傷め、最悪の場合、テント生地が燃えたり溶けたりするので注意が必要です。
本体の周囲が熱くなるので、ストーブの設置場所には注意しましょう!!
また、高出力に比例して、本体サイズは大きめな印象。
愛車のランドクルーザープラドに積載すると、かなり圧迫感があります。。。
移動中に傷が付かないように、可愛い専用袋を購入しました♪
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冬キャンプを楽しく過ごすためにはこのサイズ感の石油ストーブが必要なので、夫婦で話し合いながら荷物の見直しを図り、何とか積載しています♪
それに、車載にはもう手放せない、男前な収納棚のお陰で出し入れが容易になり、とても重宝しています♪
購入した決め手② 口コミ
2ルームテント 11月下旬 成田ゆめ牧場(千葉)
2017年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題の条件では、トレーナー+インナーで問題なく過ごせて、暑すぎるくらいでした。
換気を十分に行う必要があるかと思いますが、これから冷え込む12月、1月でも全く問題ないと思います。
気が早いですが、雪中キャンプにも挑戦できるのではと思います。ボトルネックは、やはり大きさでしょうか。車での持ち運びの際は石油はもちろんですが思わぬ点火を防ぐために、電池を抜いて運んでいます。#2018/3追記
その後、富士吉田での-5℃程度の深夜や、電源なしの外気-2-3℃でのキャンプを10泊程度通算していますが、かなり温まります。点灯時間は体感約15時間程度でしょうか。メモリが0付近になっても数時間粘る印象です。また、緊急時の消化は本当に一瞬で消えます。(強烈に匂います)
ただ、通常の消火については、工夫されているのか、匂い自体が緩やかな印象です。灯油ストーブは初めてでしたが、正解でした。#2018/12追記
相変わらず冬には活躍してくれます。臭いも非常に少なく、強力な暖房力に冬季のキャンプでは手放せません。このストープに限った話ではないですが、この上にユニフレームのクッカーを乗せてご飯を炊いたり、また鍋をおいてすき焼きを楽しんだりと、昔ながらの灯油ストーブの使い方をしています。(おそらく、餅も焼けちゃうのでしょう)おかげでガスストーブは持ち込むことはなくなりました。換気にさえ気をつけていれば、雪中でなければ冬季は寒さに困ることはないと思いました。参考出典:Amazon~
見た目重視な感じのあるアラ○ンよりは日本製で見た目もおしゃれ、お手頃価格のこちらをかって良かったと思います。
重さも灯油が入っていても女の私でも持ち上がるので助かります。
臭いも火をきった時に少しあるぐらいで普段は気になりません。
真横に立ったり座ったりしてもそれほど熱いとは思わないのですが部屋はよく温まります。前面だけでなく、360度むらなく暖かくなるので、とてもいいです。炎も眩しくなく、ほんわかした気持ちになります。給油口がちいさいので、灯油を入れるのがちょっと面倒なのと、消火した時の臭いが気になりますが、それいがいは満足です。
参考出典:楽天~
購入した決め手③ 別売りの専用ケースがある
画像出典:楽天~
&NUTというブランドから販売されているストーブケース。
ストーブケースはSサイズとMサイズが展開されていて、Mサイズはトヨトミの『KR-47A』が底天板ごとスッポリ入る大きさです。(※2021年シーズンは別注色のカーキが追加販売されているので要チェックです!!)
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それに、Sサイズは、センゴクアラジンやフジカハイペットが入るサイズ感だそうです。
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他にも、ランタンケースなども販売されているようなので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね♪
実際にキャンプで使ってみた感想
持ち運び易さ(携帯性)
トヨトミの対流形石油ストーブ『KR-47A』は、(巾)474×(奥行)474×(高さ)560.5mmのサイズ感。
これまで使用していたストーブと比べると、1回りほどサイズアップしました。
圧縮したり、小型化したりしてなんとか今は載せているけど、もうそろそろ、荷物載せるの限界かも・・・(笑)
我が家もそろそろヒッチメンバーの取り付けを本格的に検討しないと・・・・
ヒッチの在庫がない場合、本国からの取り寄せになるため1.5ヶ月以上必要となります。
屋根の上に載せるルーフボックスを現在使っていますが、重い荷物を載せるのがとても大変・・・
話しを戻して・・・
先日、鳥取県にあるFBI大山で『KR47-A』の実践デビューを果たしました♪
【2020年鳥取県オートキャンプ場】魅惑のオートキャンプ場FBI大山に行ってきた!!金晩からアーリーチェックインが可能な超オシャレなオートキャンプ場で実質3泊4日利用できる超お得なキャンプ場♪♪
温かさ
トヨトミの石油ストーブ『KR-47A』の暖房出力は4.7kWと、これまでの約2倍。
コールマンの大型ツールームテント、4Sワイド2ルームコクーン3の中で使いましたが、外気温が13℃まで下がった夜でしたが、テント内は何と32℃まで上昇・・・!!
※テント内で石油ストーブを点けるのは自己責任でお願いします!
薪ストから買い替える方がいるのは、頷ける暖かさです♪
薪ストのように『組立て&解体』も『煤掃除』も要らず、これだけテント内が暖かかくなれば文句のつけようがありません。
使い易さ
トヨトミの対流形石油ストーブ『KR-47A』は、着火する時にライターやマッチは必要ありません。
対流型ストーブではトヨトミだけ(?)の電子点火システムにより、つまみを回してレバーを倒すだけで点火が可能。
画像出典:楽天~
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それに、『KR-47A』には他の石油ストーブと大きく異なる機能、『温度調節機能』が付いています♪
画像出典:楽天~
11月や3月などのキャンプで、少し火力を絞りたい時にとても役立ちます♪
他にも機能が盛り沢山!!
- 対震自動消火装置(振動を感知したら自動消火する機能)
- ニオイセーブ消火(消火時の臭いを低減させる機能)
- それに車で持ち運びするキャンパーには嬉しい2重タンク構造(万が一転倒させても灯油がこぼれにくい安全構造)
小さいお子さんがいるキャンパーさんや、石油ストーブの臭いが気になるキャンパーさんには嬉しい機能が満載♪♪
もちろん我が家も、家から灯油を満タンにして出撃しています♪
給油口が少し小さいのが気になりますが、家で使っている一般的な給油用ポンプで問題ありません。( 自動ストップ機能があるタイプは、ヘッド部分が大きいので給油口に入らないと思います!!)
『KR-47A』は、油量計を見ながら給油できるので、吹きこぼれる心配もありません♪
燃費
トヨトミの『KR-47A』の気になる燃費は、カタログ数値で燃焼継続時間(最大~最小)が約15~19時間。
実際にキャンプで使ってみると・・・
夕方18時頃から点灯し、夜中の12時頃までの6時間点灯×2日間で12時間使用。
2日間とも火力は最大にして使用したので、カタログ燃費通りだとまだ後3時間は使える計算になります♪
家から満タン給油にして2泊3日使える石油ストーブは、とても心強く感じています♪
補充用石油の運搬には、男前なジェリカンがお勧めです☟
給油する際にジョウロが必要ですが、100均の折りたたみジョウロならコンパクトなので携帯性が◎!!使う時は上手に使って給油してね(笑)
購入候補に挙がった石油ストーブたち
トヨトミ 対流型石油ストーブ KS-67H
メーカー名 | TOYOTOMI (トヨトミ) |
---|---|
商品名(型番) | KS-67H(B) |
暖房出力 (kW) |
6.66 |
タンク容量 (L) |
6.3 |
本体重量 (kg) |
11 |
本体外形寸法 (置台含む) |
482×482×583mm (巾×奥行×高さ) |
暖房のめやす | コンクリート 24畳(39.5m2)まで 木造 17畳(28.0m2)まで |
タンク構造 | 2重タンク構造 |
給油口の口径 |
購入に至らなかった理由① 燃費の悪さ
トヨトミの対流型石油ストーブ『KS-67H』は、暖房出力が6.6kwもあります。
冬キャンプで快適に過ごすために最優先させたかったのは『暖房能力』だったからです。
ところが、『KS-67H』のカタログ燃焼時間が約9.7時間。
翌朝用の補充用灯油が間違いなく必要となりそうです。。。
別容器に灯油を用意すると、余計に荷物が増えるし・・・
悩みに悩んだ結果、今回は見送ることにしました。。。
購入に至らなかった理由② オーバースペック
同じ暖房出力の他社製品と比べても、価格が安く、レトロ感が素敵な『KS-67H』。
カラー展開も『白』と『黒』の2色展開のほか、限定販売品のGEAR MISSIONシリーズからは、2020年限定色『コヨーテブラウン』や『オリーブ』が販売されています。
つまり、外と中の寒暖の差が大きくなればなるほど、テントの内側が結露します。
結露を防止するためには、外気との寒暖差を無くす必要があります。
つまり、充分な『換気』を実施する必要があります。
暖房能力が高いストーブが欲しかったのですが、色々と考えた結果、今回は見送ることにしました。
そういう方には非の打ちどころがない石油ストーブだと思います!!
コロナ対流型ストーブ SL-6619
画像出典:楽天~
メーカー名 | コロナ |
---|---|
商品名(型番) | SL-6619 |
暖房出力 (kW) |
6.59 |
製品重量 (kg) |
9.9 |
タンク容量 (L) |
不明 |
本体外形寸法 (置台含む) |
460×460×598mm (巾×奥行×高さ) |
暖房のめやす | コンクリート 23畳(38m2)まで 木造 17畳(28.0m2)まで |
タンク構造 | 一体型 |
暖房出力が6.59kWと高いのが特徴のコロナ対流型ストーブ 『SL-6619』。
購入に至らなかった理由① カラーが白しかなかったから
画像出典:楽天~
暖房出力が申し分なく、よく言えば『レトロ』な雰囲気なコロナ製石油ストーブ『SL-6619』。
暖房能力が高いのが特徴なコロナ石油ストーブ『SL-6619』なんですが・・・・・
購入に至らなかった理由② 温度調整が出来ないから
画像出典:楽天~
写真に写っているダイヤルは火加減を調整するものではありません。
あくまでも点火した際に、火力が安定するまでに微調整する為のダイヤルだそうです。
つまり、火力調節ができないため、テント内で暑いと感じても、ストーブを消すか、新しい空気を入れるために換気をするかしか方法がないように思います。
石油ストーブは臭いの問題が付きまとうため、出来るだけ点火・消火作業をしたくありません。。。
フジカハイペット KSP-229-21C-J2R-BL(参考)
画像出典:公式HP~
メーカー名 | 株式会社フジカ |
---|---|
商品名(型番) | フジカハイペット KSP-229-21C-J2R-BL |
タンク容量 (L) |
3.6(安全量) 4.1(最大量) |
暖房出力 (kW) |
2.5 |
製品重量 (kg) |
5.6 |
暖房のめやす | コンクリート 10畳(16.5m²)まで 木造 8畳(13.2m²)まで |
タンク構造 | 一体型特殊構造タンク (特許取得) |
本体外形寸法 (置台含む) |
310×310×430mm (巾×奥行×高さ) |
昨年、購入検討をしたフジカハイペット。
我が家の大型ツールームテントでは暖房出力が小さい為、結果的に購入せずに良かったと思う商品ですが、購入の検討をしている方が多いので参考までに。
購入検討しなかった大きな理由は『暖かくない』から
見た目が可愛くて、口コミやブログでも高評価、キャンパーに人気が高いフジカハイペット。
結局その時は、フジカハイペットと同程度の暖房出力である、コスパの高いコ〇ナ製石油ストーブ(2.25kw)を購入しました。が・・・
外気温が0℃近くになると、大型ツールームテントで2.25kwの暖房出力では、全く非力であることが判明。
フジカハイペットの暖房出力が2.5kw。
昨年購入したコ〇ナ製の石油ストーブと殆ど暖房出力が変わりないため、今回は購入対象から外しました。
また、人気が高いので納期が長く、暖房出力の割に価格が高いのも、購入を見送った理由のひとつと言えます。
または、大型テントではない方で、急いで購入する必要のない人は、フジカハイペットの購入を検討されてみてはいかがでしょうか?!
まとめ
昨冬に2.25kwの石油ストーブを購入して失敗した我が家。
一度失敗を経験したからこそお伝えできる、冬キャンプにおける大型ツールームテントでの石油ストーブ事情。
これからキャンプで石油ストーブを購入しようと検討中の方の参考になれば幸いです♪