キャンプ歴約10年、やっとテントを綺麗に魅せる方法が分かったかも・・・!?
キッカケは、キャンプ道具にこだわり始めたことと、冬キャンプに行きはじめたことでした。
大好きな諭吉さんとサヨナラバイバイして購入した、コールマンの大型ツールームテントなのに、いざ実際設営してみると・・・・
そんな方に必見!!?
実は、キャンプ道具やレイアウトが問題なのではなく、設営したテントのシワシワ感が原因かも・・・??
特に冬場に効果を発揮する、ツールームテントなどに多く採用されている『スカート』。
この『スカート』を簡単・綺麗に張ることで、ベテランキャンパーのようにテントが張れているように見える裏技(?)をご紹介します!!
Contents
テントを綺麗に設営しているように見せる『スカート』とは?
タープと違って、テントは全てのポールを順番通りに組立て設営すると、大体は綺麗に設営できます。
でも、なんかいつも惜しい感じで、
って、思っていました。
とても綺麗にテント設営している方のテントと、自分たちが設営したテントとを見比べてみた結果、ある事実を発見しました・・・♪
テントのスカートって何?!
テントのスカートとは、『スノースカート』や『マッドスカート』などとも言われ、テントに下部分に付いているヒラヒラしたものを指します。
ツールームテントやワンポールテントに多く採用されているようですが、一般的には高額テントに付いている傾向があるそうです。
というのも、スノーピークから発売されているエントリータイプのエルフィールドという商品は、リビング部分にはスカートが付いていて、寝室部分にはスカートが付いていないのでスノーピークの店員さんに聞いた事があります。
エルフィールドはエントリーモデルなので、少しでも色んなお客様にキャンプを愉しんでいただくために、価格を抑えて販売する必要がありました。
その為、ダブルウォール(2重構造)となるインナーテント側にはスカートは付けずにコストカットを実現し、お求め易い価格設定にしております。
by スノーピークの店員さん
スカートが付くのと付かないとでどれくらいのコストカットを実現しているのかは不明ですが、生地の面積が小さくなれば価格が安くなるのは当然、理屈としては頷けます。
スカートの役割
スカートの主な役割は、主に以下の3つです。
- 外からの冷気をシャットダウンし、テント内の暖気を逃がさない
- 蚊・アブ・ブヨなどの虫の侵入を防ぐ
- 雨・泥の跳ね返りを防ぐ
外からの冷気をシャットダウンしてくれ、テントやシェルター内の暖気を逃がさない役目を担っているのは、冬キャンプを嗜むキャンパーさんの中では一般的によく知られています。
ですが、虫の侵入を阻止してくれ、突然の雨でも快適なテント空間を確保してくれるスカートの役割、つまり、冬キャンプ以外でも重要な役割を担っている事実はあまり認識されていないように感じます。
そして今回、『設営したテントが綺麗に見える』という新たなスカートの役割を勝手に提案してみました(笑)
テントを綺麗に設営しているように見せる為に用意するモノは2つ&たった1つの事前準備
1.髪ゴム
100均で購入できる『髪ゴム』を用意します。
出来るだけ太いゴムを選んだほうが耐久性が良いと思います。
我が家はダイソーで購入した太さが4mm径のゴムを使用していますが、使い始めて約1年、擦り切れたりもなく、まだまだ問題なく使えています。
テントの大きさなどによって、使用する髪ゴムの量は違いますが、スカートの数によっては意外と使用するので、多めに用意しておいた方が無難です。
我が家のテント、コールマンウェザーマスターシリーズの4Sワイド2ルームコクーン3のスカートは全部で14枚。
スカートの両サイドにホールが付いているので、必要な髪ゴムは全部で28個です。
髪ゴムで輪っかを作りますが、結び目も入れた1つの輪っかは約20cm程度必要です。
ということは・・・・
28個×20cmで、合計560cm、つまり、5.6mもの髪ゴムが必要となります。
100均の4mm径紐だと、1m×2本売りなので、計3個購入する必要があります。
もし100均で入手できない場合、少し高いですが、手芸屋さんでもアウトドア用のゴムが販売されています。
ゴムの太さも4mm径なので、問題なく使えると思います。
2.アルミペグ
テントのスカートをペグダウンするだけなので、よほど硬い地面でなければ簡易なペグで充分です。
我が家はテントを購入した時に付属で付いてくる『アルミペグ』を使用してます。
重量の軽いスカートを留めるだけなので、充分に役立ちます。
芝生サイトだと地面が柔らかいので、いつもハンマーを使わずに手で押し込んでいるそうですよ・・・(苦笑)
テントを綺麗に設営するための事前準備
100均で購入した髪ゴムを、20cmにカットして、予め結んでおきます。
我が家は合計30個のゴム輪を作りました。
キャンプ場に到着してから輪っかを作ろうと思っていましたが、いつもバタバタして出来ません・・・💦
実際にテントスカートに取り付けて設営してみよう!
実際にテントを設営します。
テントを設営をし終えたら、用意しておいた髪ゴムをスカートの両端にある輪っかに結びつけます。
後は準備しておいたアルミペグで留めるだけ。
少しだけテンションをかけて留めた方が、スカートがピンっと張って綺麗に見えます♪
全体的にヨレヨレ感漂っていたテントが、かなりスッキリとした印象に変わりました♪
スカートを綺麗に張ってあげるだけで、テントが綺麗に設営されているように見えませんか?♪
特に秋冬キャンプでは冷気をシャットダウンしてくれるので、テントスカートを綺麗に留めることは必須となります。
取り付けた髪ゴムは、撤収時もそのままにしておき、次回以降、設営する度にアルミペグでペグダウンするだけ。
最初テントに取り付ける時だけが少し手間が必要ですが、一度取り付けてしまえば2回目以降はペグダウンするだけでテントが綺麗に設営しているように見えます♪
折角素敵なキャンプ道具を用意して出撃しても、設営したテントがヨレヨレ感が漂う見た目だったらチョット残念ですよね(笑)
注意すべきことは時間との兼ね合い
設営時も撤収時も、スカートの数が多くなればなるほど、ペグダウンする時間や、抜き取る際の時間が必要です。
設営時には時間と相談しながら一番最後の作業として行い、どうしても時間的に余裕がなければ、無理せずにペグダウンしない時もあってもいいと思っています♪
また、撤収時には一番最初の作業として取り掛かるようし、ペグの抜き忘れを無くすようにしています。
我が家はできるだけキャンプ時間を有意義に過ごしたいと考えた末、我流の時短テクニックを実践してみるのもお勧めです♪
まとめ
冬キャンプでは重要な役割を果たすテントスカート。
夏キャンプでも、厄介な蚊やアブ・ブトなどを阻止してくれる役割があります。
それにスカートを綺麗に張ることで設営したテントが綺麗に見えるので一石二鳥!!