冬キャンプ、楽しんでいますか!?
冬キャンプをより楽しむ秘訣は、暖装備をしっかりと準備し、テント内で快適な空間を作ることですよね♪
特に就寝時、冬キャンプのテント内は、冷たい冷気が地面からジワジワと押し寄せてきます。
我が家が愛用する寝袋は、スノーピークのエントリーパックSSという、春夏秋3シーズン対応している寝袋。
このような3シーズン用の寝袋だけでは、真冬の屋外ではとても寒くて寝ることが出来ません。
キャンプにドハマり中の我が家、3シーズン用の寝袋でも真冬のテント内でも快適に過ごすため、ポータブル電源、SmartTap PowerArQ2(スマートタップ パワーアーク2)を購入しました。
屋外で電気が使える『魔法の箱』。
数あるポータブル電源の中でも見た目が可愛くて、大容量の電気を持ち運べるPowerArQ2(パワーアーク2)。
コンセントも使える大容量コンパクトモバイルバッテリー【ポータブル電源 PowerArQ2】
阪神・淡路大震災や大阪北部地震を経験した我が家、防災用としてもきっと役に立つはず。
※災害では役に立ってほしくないけど・・・
ところが、購入後、嬉しくて早速キャンプに持ち出した2月の初旬。
意外にも9時間後の早朝に、まさかの電力切れ・・・💦
スマホと同じく、低温には弱いポータブル電源を、セミダブルサイズの電気毛布2枚で使うとさすがに1泊2日が限界だった感じ?!
他に方のブログを見ていても、1泊2日が限度な様子・・・
そんな人(⇐自分)向けに色々と調べた結果、効果的な方法があったので、実際に検証してみました。
次なるキャンプ地は、奈良県にある格安キャンプ場、『カントリーパーク大川(おおこ)』!
京阪阪神から近く、チェックインの時間が早く、チェックアウトも翌日の16時までなのでとてもゆっくりとできるオートフリーサイトのキャンプ場でした♪
ポータブル電源を使っている人も、これからポータブル電源を購入して春夏秋冬、オールシーズンキャンプを楽しみたい!と、目論んでいる人も必見です(笑)
寒い冬キャンプでポータブル電源のポテンシャルを120%にして使える方法をご紹介します!!
ポータブル電源は寒さに弱いって本当?
寒い場所で携帯電話を使おうと思ったら、充電が『0%』!?
これは、携帯電話に使われている『リチウムイオン電池』が寒さに弱いのことが原因だそうです。
実は、ポータブル電源も同じく、寒い環境下だと充電した電気を100%使いきることができません。
ポータブル電源のSmartTap PowerArQ2(スマートタップ パワーアーク2)に搭載されている電池も、携帯電話と同じ『リチウムイオン電池』。
実は、リチウムイオン電池は極端に寒い環境下だと、使わなくても容量が低下してしまう特性があるそうです。
携帯電話とポータブル電源に使用されている『リチウムイオン電池』は寒さに弱い!
分かり易く説明してくれているサイトがあるので、興味のある方は是非参考に覗いて見てください☟
一部抜粋して、内容を簡単に説明すると・・・
「電池内部の電解液をイオンが移動することで結果として電流が流れる」ことをお話ししましたが、温度が低くなると電解液の粘度が上がってしまいイオンが移動しにくくなるのです。
一般的に携帯電話の最低稼働温度域は『5℃~35℃』。
で、SmartTap PowerArQ2(スマートタップ パワーアーク2)はというと・・・
付属している取扱説明書には、使用可能温度域が『0℃~40℃』となっています。
実際、キャンプ場の朝晩は0℃近くになることは勿論、氷点下になることも普通にあります。
電気量が少ない状態だと、更に電気量の低下が加速するそう。。。
2泊3日のキャンプでポータブル電源を使用するためには、電気量を減らすスピードを遅らせることが重要。
つまり、リチウムイオン電池の通り道となる電解液が、低温になり過ぎて凍らないようにすることが大事と考えた私。
(☜本当に単純な私!笑)
※保冷バッグのイメージ画像
保冷バッグの中にPowerArQ2(パワーアーク2)とホッカイロを入れて、暖かい環境下で使うことができれば、電池残量はどう変化するんでしょうか?
実際にやってみました(笑)
保冷バッグにポータブル電源を入れて使ってみた
家の近所のスーパーが、レジ袋を有料化にした際、上記写真のような、安価な保冷バッグを購入していたので、今回は取り敢えずそれを使ってみることにしました。
基本的に我が家の買い出しは車で出撃することがほとんどなので、レジカゴにピッタリ収まるLサイズをチョイス。
清算後にレジカゴから袋に移し替える手間が無くなったので、とっても時短&楽チン♪
普段はお買い物用として使い、冬キャンプではポータブル電源を入れたり、夏はサブクーラーとしても使えます。
Lサイズの保冷バッグに実際入れてみました。
携帯電話の充電用ケーブルや、電気毛布のコードなどを一緒に入れたかったので、スペースに余裕があるのは嬉しい大きさ♪
ポータブル電源が稼働時には、両サイドのファンから排熱するので、サイドに余裕がある方が
ですね。保冷バッグの生地自体はクッション性がある柔らかい素材なので、キャンプ道具が満載の荷物でも、安心して積み込むことができます♪
来冬に購入を検討している、スノーピークのソフト保冷バッグの説明書にもこんな説明文があります☟
肩にかけてちょうど良いサイズです。持ち歩くのはもちろん、テーブルサイドやチェアの脇に置いてもいいサイズです。カメラやAV機器を入れるのにも適しています。
スノーピーク公式HP~抜粋
そして保冷バッグに入れているだけでは温かくはならないので、今回の秘密兵器を『カイロ』にしました。
当初は『湯たんぽ』を入れることを考えていましたが、熱くなり過ぎてポータブル電源が故障しても困るので、取り敢えず今回は慎重に『カイロ』を使ってみました。
最近の『カイロ』は、連続使用時間が14時間と長寿命。
だから、気温が落ち始める夕方から開封して使い始めても、翌朝まで暖かいハズ。
折角なので、体が冷えないように家族全員が夕方からホッカイロを身体に貼って使いました(笑)
そうして家族が使った『カイロ』を、就寝前に回収して保冷バッグに入れポータブル電源を長持ちさせるという、名付けて『一石二鳥ポカポカカイロ作戦』(テキトー過ぎ(笑))
『カイロ』をポータブル電源が直接当たらないような場所に置きたいので、少々割高でも『貼るタイプ』がお勧め。
ホッカイロを5個、蓋裏や両サイドにペタペタ貼っておきます。
椙山電機製のNA-013Kという、セミダブルサイズの電気毛布を2枚敷く我が家の就寝スタイル。
設定温度は『中』と『小』の中間ぐらい。
21時にポータブル電源のスイッチを入れて、電気毛布を少し温めてから就寝、石油ストーブで温めたテント内の気温は15℃。
ポータブル電源があるお陰で電気毛布が使えるので、電源無しのキャンプ場でも快適な就寝時間♪
翌日のチェックアウトが16時と、かなり良心的なカントリーパーク大川なので、朝からの撤収を気にすることなくグッスリ・・・zzz
もっと寝ていたいのに、毎朝の習慣通り、翌朝は6時に起床してしまいました(笑)
テントのリビング内を確認すると5℃。
思いのほか暖かい朝でした。
1泊目、21時就寝~翌朝6時までポータブル電源を使用して『60%』の残表示!!
SmartTap PowerArQ2に表示される電池残量は、『20%』『40%』『60%』『80%』『100%』と5段階表示です。
前回は1泊目の朝6時で既に電気が無くなっていたポータブル電源。
今回のキャンプは1泊2日だったので、とりあえず検証はここまでとなりますが、なんか2泊3日も使えそうな感じがしますね♪
次のキャンプでは、2泊3日でポータブル電源パワーアーク2が使えるかどうかチャレンジしてみますね♪
※2020年3月追記※
今回ご紹介した方法で、2泊3日使えましたよ~♪
2泊目の朝6時に電気が無くなりましたけどね~♪
ギリギリセーフって感じ(笑)
その日の気温や保温バッグのスペックに大きく影響を受けると思うので、あくまでも参考になればな~と思います♪
コンセントも使える大容量コンパクトモバイルバッテリー【ポータブル電源 PowerArQ】
まとめ
寒い環境下では電池の減りが早くなるため、保冷バッグに『ホッカイロ』を入れて電池の減り具合を試してみた今回のキャンプ。
セミダブルの電気毛布を2枚、21時~翌朝6時までの9時間使用して、なんと電池残量は60%と、半分以上の容量が残ることを確認できました。
それに今回は安価な保冷バッグで検証することの意味に不安を感じていましたが、十分に手応えを感じる内容になりホッと一安心♪
2泊3日以上のキャンプでは、もう少ししっかりとした保冷バッグや、湯たんぽを使うなどして工夫をすれば、ポータブル電源の電気を更に有効的に使えそうな予感がします(笑)
春夏秋冬快適キャンプを目指して、どんどんポータブル電源を活用したいと思います!!
コンセントも使える巨大モバイルバッテリー【ポータブル電源 PowerArQ】☟