春らしい暖かい日が続く今日この頃ですが、今回は来シーズンに向けてあえて、冬キャンプを振り返ってみたいと思います。
この冬、我が家がキャンプ用に購入して大正解だったと思うのが『セラミックファンヒーター』♪
冬キャンプでの就寝中、セラミックファンヒーターと電気毛布があれば、どんな極寒でもインナーテントの中でポカポカと暖かく過ごすことができました♪
セラミックファンヒーターと電気毛布といえば、『電気』を使って暖めてくれる、いわゆる電化製品です。
最近は『ベランピング』や『庭キャンプ』など、自然の中よりも簡単&手軽にキャンプを楽しむアーバンキャンプを楽しむ傾向にあり、より電化製品が取り入れられる傾向が高まっているそうです。
アーバンキャンプとは、自然に囲まれたキャンプ場で行う通常のキャンプとは違い、住み慣れた日常の風景の中でキャンプ泊を楽しむことを目的としたキャンプを指すそうです。
最近では、そんなニーズに対応しようと、アウトドア販売ショップのゼビオが『E-CAMP(エレクトロニック キャンプ)』と称して、力を入れ始めています。
※『E-CAMP(エレクトロニック キャンプ)』はゼビオ株式会社が商標登録を出願中です。
というつつも、実は私・・・
キャンプを始めた当初、キャンプで電化製品を使うことに抵抗がありました。
でも、冬キャンプに行き始めると電気毛布が必要になり、ついにはセラミックファンヒーターまで持ち込むようになりました(笑)
キャンプ場で目にする電化製品と言えば、他にもLEDランタンや掃除機などの電化製品を目にする最近のキャンプ事情。
今回は、キャンプで手軽&簡単に取り入れることができる、実際に使えると感じた電化製品を6つ紹介します。
Contents
そもそもキャンプ場で電気って使えるの??
電源付きキャンプサイトを利用する
そもそも最近のキャンプ場には、キャンプサイトで電気が使えるようサイトごとに『電源ボックス』が付いている高規格キャンプ場が多くあります。
電源付きサイトで使える電気量はキャンプ場によって様々ですが、多くのキャンプ場はで800W~多くて2000Wまでの電気が使えます。
使える電気量を超えた電化製品を使うとショートして電気が使えなくなります。他のキャンパーさんにも迷惑がかかるので、予約する際に使える電気量をチェックしておきましょう!
ポータブル電源を用意する
電源がないサイトでも、自分で用意したポータブル電源を持って行けば電気が使えます。
特に昨今のキャンプブームで色んなメーカーからポータブル電源が販売されており、購入する幅が広がりましたが逆にどのポータブル電源を購入すればよいのか迷ってしまいます。
ポータブル電源を購入する際、自分がどんな電化製品をキャンプで使うのかを予め決めておかないと、電気量がオーバーして電化製品が使えない・・・なんて事態にもなりかねません。
我が家は見た目と容量を兼ね備えた、可愛いポータブル電源『パワーアーク2』を購入しました☟
ポータブル電源の『パワーアーク2』は、約500Wの電気を蓄電できます。
そう思って挑んだ冬キャンプでしたが・・・
ダブルサイズの電気毛布2枚だと、『弱』設定でギリギリ朝まで使える程度しか使えませんでした・・・💦
外気温などの影響で電力ロスが発生し、机上の計算通りには電気が使えません。
ポータブル電源の購入を検討されている方で、1泊2日以上宿泊するファミリーキャンパーさんは、価格が高くても700W以上の大容量ポータブル電源を購入することをお勧めします!
我が家が愛用するスマートタップからも、1000Wの大容量のポータブル電源『パワーアークPRO』が発売されました☟
電源サイトでは必ず必要となるアイテム
屋外でも屋内でも、電源を利用するために必ず必要となるものがあります。
それは『延長コード』です。
キャンプ場では、電源ボックスからテントサイトの寝室部分まで延長コードを使って電気をひいてくるために必ず必要になります。
延長コードには屋外用と屋内用がありますが、寒い屋外で屋内用の延長コードを長期間使用すると、コードの被膜がひび割れして断線、最悪の場合、発火したりするのでとても危険です。
我が家が愛用する屋外用延長コードは安心の日本製延長コード『kowa 防雨型 延長コード 20m』。
『kowa 防雨型 延長コード 20m』はとても柔らかいコードなので、ひび割れや断線の心配がありません。
また、屋外用延長コードはコンセントの差し込み部分が密封されるようになっていて、雨が降っても水濡れし難くなっています。
雨が降ることも予想される屋外での使用を考えると、延長コードは『屋外用』の一択で揃えておきたいアイテムです。
キャンプで使える実用的な電化製品 6選
ここからは、実際にキャンプで使えると感じる電化製品を『6つ』紹介していきます♪
先程説明したように、キャンプ場で使える電気量は800W~最大2000Wまで様々なので、今回紹介する電化製品は『1200Wまで』の電気消費量を想定した製品紹介とします。
1.セラミックファンヒーター
冒頭でお伝えしたように、今年の冬に購入したキャンプ道具の中で一番のお気に入りとなったのがセラミックファンヒーター♪
セラミックファンヒーターは一酸化炭素中毒の心配がないので、インナーテントの中で翌朝までずっと付けっ放しにできます♪
我が家が愛用するパナソニックのセラミックファンヒーターは、弱設定で600W、強設定で1200Wの切り替えが可能なセラミックファンヒーターです。
弱設定の600Wで使ってもインナーテント内は充分暖かく、1200Wの電源が使えるキャンプサイトであれば、後述する電気毛布と併用しても余裕の消費電力です♪
もう、セラミックファンヒーターなしの冬キャンプは考えられません(笑)
我が家はスノーピークの3シーズン用寝袋ですが、電気毛布とセラミックファンヒーターがあれば真冬でも全く問題なく寝れています(笑)
2.ホットカーペット
ホットカーペットは大きさによって消費電力が違います。
我が家のホットカーペットは2畳用。
2畳用のホットカーペットの消費電力は、ほとんどのメーカーで『500w』前後の商品電力です。
写真
我が家のホットカーペットは、電源裏に消費電力が記載されていました♪
1200Wの電源が使えるキャンプサイトであれば、ホットカーペット(500W)とセラミックファンヒーター(600W)の消費電力でも使用することができます。
ホットカーペット(500W)+セラミックファンヒーター(600W)=1,100W
ホットカーペットの良いところは電気毛布と比べて暖かいことです。
ホットカーペットで注意すべき点は、多くの商品に『自動消灯機能』が付いていて、6時間経過すると自動で消えます。
就寝前にホットカーペットの電源を入れる時間には注意が必要です。早過ぎると、朝方に寒くて目が覚める羽目になります。。。
また、電気毛布に比べて収納が大きいのも難点。
特に、冬キャンプの荷物は嵩張る荷物が多いので、圧縮するなどして効率良く車に積載する必要があります。
圧縮するのとしないのとでは荷物量が全く違います(笑)
3.電気毛布
我が家のように荷物を少しでも小さくして、効率良く積載したい方や、ポータブル電源を使用してキャンプしたい方にお勧めなのが省電力の電気毛布。
電気毛布の消費電力は、『強』設定で使用しても『50W』程度の消費電力です。
ホットカーペットに比べサイズが小さいので、5人家族の我が家はダブルサイズの電気毛布を2枚持って行きます。
2枚の電気毛布でも消費電力は『100W』程度なので、電源付きサイトであればどんなキャンプ場でも安心して使うことができます。
また、電気毛布は薄くて柔らかいのでとてもコンパクトに収納でき、ホットカーペットに比べ車への積載効率がかなりアップします♪
また、ホットカーペットとは違い自動消灯機能が付いていない商品が多いため、朝方に寒くて目が覚めることがありません(笑)
商品電力が少ない電気毛布でも、ポータブル電源の電気を使用する場合は注意が必要です。
我が家のポータブル電源は500Wですが、ダブルサイズの電気毛布2枚であれば『弱』設定でギリギリ朝方まで使うことができます。
キャンプ場でポータブル電源を使うと、外気温の影響等によって実際に使える電気量が机上の数値に比べて2割程度減ります。
ファミリーキャンパーさんでポータブル電源の購入を検討されているのであれば、少なくとも600W以上のポータブル電源を購入することをお勧めします♪
高主力のソーラーパネルも併せて持っておくと、災害時でも役に立ちますね♪
4.スノーピーク フィールドファン MKT-102
画像出典:Amazon~
夏キャンプに欠かせないのが『サーキュレーター』。
昼間は何とか暑さを凌いでも、就寝時にインナーテント内が暑いとなかなか寝付けません。。。💦
そんな時にサーキュレーターがあると、テント内に残った日中の熱気も循環・排気してくれ、とっても涼しいんです♪
以前までは家庭にあるサーキュレーターをキャンプに持って行っていましたが、意外と嵩張る。。。
そこで、スノーピークのサーキュレーター『フィールドファン MKT-102』を購入しました♪
スノーピークの『フィールドファン MKT-102』は、電動工具のマキタが販売する
充電式ファン『CF102DZ』のOEM製品です。
基本性能は全く同じで、カラーリングとロゴが違うだけ。
これまでのサーキューレーターに比べ、スノーピークの『フィールドファン MKT-102』の方が少し小さく、持ち運びがしやすい取っ手付きで取り回しが良いのが特徴。
また、バッテリー(別売り)に充電してキャンプに持って行ったり、電源のコンセントがあれば給電しながら使用できる、2通りの使い方ができる便利な扇風機です♪
別売りバッテリーは電動工具のマキタ製バッテリーが純正品として推奨されています。
ところが、推奨されているマキタ製の別売りバッテリーが非常に高価。。。
スノーピークの『フィールドファン MKT-102』の本体価格とバッテリーが同程度の価格なので、購入を迷ってしまう方も多いと思います。
スノーピーク『フィールドファン MKT-102』の商品電力は『20W』程度。
家庭用のサーキューレーターと比べても大差ありません。
高価な別売りバッテリーを購入せず、電源サイトの電源ボックスやポータブル電源から給電して使用する手もあります。
ですが、我が家では同じくスノーピークの『フィールドブロワ MKT-103』を別購入して、『フィールドブロワ MKT-103』とバッテリーを共用して使ってます♪
フィールドブロアとバッテリーの写真
2機種を並べてバッテリーと写真
『フィールドファン MKT-102』と『フィールドブロワ MKT-103』のバッテリーは共用できるので、高価なバッテリーでもランニングコストが安く済みます♪
スノーピークのフィールドファンは、夏キャンプで涼むために使用するのはもちろん、冬キャンプでは石油ストーブの熱をテント内に循環させるために大活躍します♪
左のコンテンツはここに入力
右のコンテンツはここに入力
寝冷えしないようにサーキュレーターを上向けて回すことをお勧めします。
また、冬キャンプでは、暖房熱を『中』設定でも充分にテント内の空気を循環させてくれます♪
非の打ちどころのないように思えるスノーピークのフィールドファンですが、唯一気になるのは『動作音』。
寝静まった夜のキャンプ場では、少し音が気になる方がいるかもしれません。
5.スノーピーク フィールドブロワ MKT-103
画像出典:Amazon~
スノーピークの『フィールドブロワ MKT-103』は、工具メーカーであるマキタが販売する人気の充電式ファン『CF102DZ』のOEM商品だそうです。
フィールドファン同様、基本性能は全く同じで、カラーリングとロゴが違うだけ。
スノーピークの『フィールドブロワ MKT-103』は、持っていなくても大丈夫だけど、あるととても便利な製品です♪
というのもこの製品、1台で6役以上をこなす超優れモノ♪
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『フィールドファン MKT-102』同様、『フィールドブロワ MKT-103』にも充電バッテリーが付属していません。
推奨されているマキタの純正バッテリーは高価ですが、同じくOEM製品の『フィールドファン MKT-102』や、マキタ製品と共用して使用する事ができます。
先程紹介したスノーピークの『フィールドファン MKT-102』とバッテリーを共用することができます。
スノーピークの『フィールドファン MKT-102』とバッテリーが共用できるため、高価なバッテリーでもランニングコストが安く感じます♪
6.makita(マキタ)充電式保冷温庫 CW001GZ
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
そんな願いを叶えてくれるのが工具メーカーのマキタが販売する充電式保冷温庫『CW001GZ』です。
あまりにも高価なため、実際に購入して使用した経験はありませんが、電気の力で冷やすポータブル冷蔵庫なので、冷えたビールを飲めること間違いなしです♪
保冷機能は7段階で調整が可能で、最大マイナス18℃まで冷やすことが可能。
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
カラーはブルーとオリーブの2色展開。
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
別売りのバッテリーや、100Vの電源コンセントや車のシガーソケットからも充電可能なアダプターが付属で付いているので、シーンに合わせて使えます。
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
容量は20Lで、500mlのPETボトルが20本、2LのPETボトルであれば4本が収納可能です。
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
屋外での使用を想定されているので、防水保護等級はIPX4(バッテリ使用時)の安心設計。
※IP表示をしている製品は粉じんや水による影響を受けにくいように設計されていますが、故障しないことを保証するものではありません。
画像出典:マキタ公式HP~抜粋
いつかは欲しいけど、我が家が現在愛用しているクーラーボックスはコールマンの白いスチールベルトクーラー54T。
キンキンに冷えたビールを飲むためには、ロゴスの保冷剤を3つ入れてキャンプ場に持って行っています♪
ロゴスの保冷剤は凍るまでに時間がかかりますが、キンキンに冷えるので愛用しています♪
まとめ
電源サイトやポータブル電源があればキャンプサイトで役に立つ電化製品。
ポータブル冷蔵庫以外は実際に使ってみて、今でも変わらずレギュラーアイテムです♪
不自由なキャンプを快適キャンプにしてくれる電化製品を、是非取り入れてみては如何でしょうか!?